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水分
ここ数年、熱中症という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。 夏の時期はテレビCMやニュースで取り上げられますよね。暖かくなる春から夏にだけ注意したらいいのでしょうか。そうではありません。人の身体は体重の60%(成人)を水分が占めており、1年を通して不足しないように注意しなければなりません。

1日に必要な水の量はどれくらい?

一人当たり1日1.5リットルから2リットルと言われています。500mlのペットボトル3本~4本分相当です。これだけの量をあなたは取れていますか? なぜこれほどの量が必要なのでしょうか。それは、人は尿だけではなく、汗や呼気に含まれる水蒸気などで絶えず体内の水分を失っています。その量がおよそ1.5リットルです。 また、暑い日はより失われやすくなります。

熱中症とは

熱中症は、うまく熱を逃がすことができずに体温が上昇したり、大量の汗をかくことで体内から必要な水分や塩分が失われて脱水症状が起こったりすることが原因となり起こります。 脱水症状の最初の症状が「喉の渇き」です。体重に占める水分の減少率の割合では約2%で現れる症状です。体重60㎏の人の場合は20gに相当します。 たったそれだけで?そんなに?あたなはどう感じますか。 たったそれだけで…と思った方は要注意です。喉の渇きを感じる2%から10倍の20%以上の減少率では死に至るともいわれています。 それほどまでに水は重要なんです。人は食べ物がなくても、水さえあれば1ヶ月近く生きることができます。しかし、水が1滴も飲めないと、2~3日で生命維持が困難となります。熱中症以外にも、脳梗塞や心筋梗塞などのさまざまな健康障害のリスクの要因になります。

熱中症の分類

熱中症には重症度Ⅰ~Ⅲに分けられています。 その症状を重症度別に見ていきましょう。 重症度Ⅰ 手足のしびれ、まめい、立ちくらみ、足の筋肉がつる、気分が悪い、など 重症度Ⅱ 吐気、嘔吐、頭痛、体がだるい(倦怠感)、など 重症度Ⅲ 意識がない、けいれん、ひきつけ、体が熱い(高体温)、など

予防のポイント

【1】脱水対策と室温・温度の管理
室温だけでなく湿度も重要です。湿度が高いと汗が体の表面から蒸発しにくくなり、体内の熱をうまく外へ逃がせなくなくなるからです。 お茶や水などでこまめに水分補給をすることが大事です。また、人は寝ている間も水分を失っています。就寝前と起床後にも水分補給をするとよいでしょう。 塩分は食事で十分補えますが、食欲がない場合などは塩飴をなめたりして補給しましょう。 屋内にいても熱中症には注意が必要です。エアコンと扇風機を使って空気の流れを作りましょう。室温は28℃、湿度は70%を超えないようにしましょう。
【2】涼しい場所へ移ること
涼しい場所へ移りましょう。熱中症が疑われる場合、冷やすと効果的な体の部位は、首筋、脇の下、太ももの付け根です。太い血管が皮膚の表面近くを通っているので、冷やすと全身を冷やしやすくなります。
休憩
水を飲む習慣をつけることは直ぐに取りかかれる一番の予防です。 喉が渇いたら飲むのではなく、日ごろからこまめに補給して体調を整えましょう。
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