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乾杯

アルコールの適量はいったいどれくらいでしょう?

厚生労働省の示す指標では、節度ある適度な飲酒は1日平均純アルコールで20グラム程度です。

【1日平均純アルコールの計算方法】
通常、純アルコール量は、グラム(g)で表わされ、アルコールの比重も考慮して以下の計算式で算出します。

お酒の量(㎖)×アルコール度数/100×0.8(アルコールの比重) =純アルコール量(g)

例)アルコール度数5%のビールを500㎖飲んだ場合
  500㎖×5/100×0.8=20g

20gとは大体「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チュウハイ(7%)350mL缶1本」「ィスキーダブル1杯」などに相当します。
アルコールの適量は、体重、性別、年齢、アルコールの分解能力によっても変わりますので、自分の適量と体調も考慮してお酒を飲むようにしましょう。                  

アルコールによる影響

大量のアルコールを日々摂取し続けると、中性脂肪が蓄積し、脂肪肝や肝硬変などの肝臓障害が引き起こされます。また、糖尿病、すい臓の障害、消化管、循環器系、脳、末梢神経障害など、全身のあらゆる臓器に障害が現れます。場合によっては、アルコール依存症をきたすこともあります。

記憶

アルコールと睡眠

少量のアルコールは脳の興奮を鎮め、寝つきを良くする効果があるとされています。
ですが、お酒をたくさん飲んで寝ると、主に睡眠の後半に悪影響を及ぼします。
レム睡眠(体は休んでいても、脳が活発に動いている状態)が増加するため、浅い眠りが続き、夜中に目が覚めたり、早朝に起きてしまったり、夜中に目が覚めてその後眠れないといった現象が現れます。

睡眠のメカニズム
引用:「スタンフォード式 最高の睡眠」西野精治 (著) 

また、アルコールには筋弛緩作用があり、喉周辺の筋肉が緩み気道が狭くなります。そうなると酸素を十分に取り入れることができなくなり、いびきを誘発させたり、睡眠時無呼吸症候群の場合は症状を悪化させてしまいます。

睡眠不足になると、血圧の正常化や血中のコレステロールの低下、脂肪分解の働きをする成長ホルモンの分泌も減少させます。その結果、日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高くなってしまうのです。

飲酒する際の注意点

  • 食事と一緒にゆっくりと

空腹時に飲んだり一気に飲んだりすると、アルコールの血中濃度が急速に上がり、悪酔いしたり場合によっては急性アルコール中毒を引き起こしますので食事と一緒にゆっくりと飲むようにしましょう。

  • 寝酒を控える

寝酒(眠りを助けるための飲酒)は、睡眠を浅くします。
健康な深い睡眠を得るためには、アルコールの力を借りないほうがよいでしょう。

  • 週に2日は休肝日をつくる

週に2日は肝臓をアルコールから開放してあげましょう。そうすることで依存も予防できます。

  • 同量の水を飲む

体内でアルコールを分解するためには、水分を消費します。
また、アルコールには利尿作用もあるため、体は脱水症状になってしまいます。
お酒と一緒に同量の水を飲むようにしましょう。

健康的な生活を送るためにもお酒はほどほどにしましょう。

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