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タバコ

成人男性の喫煙率は、減少し続けているのに対し、成人女性の喫煙率はほとんど変わっていないのが現状です。タバコによるリスクを正しく理解することが、自分と大切な人を守ることに繋がります。

タバコが体にとって、とても有害であることを知らないという方はほとんどいないと思いますが、どれくらい危ないものかは、人によって理解にばらつきがあると思います。

タバコと病気の関係

タバコと病気との因果関係は、がん、循環器(脳・心臓・血管)、呼吸器(COPD、気管支喘息、結核)、糖尿病、骨粗鬆症、骨折、リウマチ、歯周病、認知症など…生活習慣病のほとんどです。また、老年症候群をより加速させています。そして、タバコの本数が一日20本以上になると心臓疾患のリスクがより高まります。

病気のリスク

これを聞いて、『私は一日、2、3本くらいだから大丈夫』と思っている方がいるかもしれませんが、実は1日に1本でも吸っていればアウトなんです。タバコを1日に1本でも吸うことによって虚血性心疾患による死亡リスクが1.6倍になってしまいます。

ここで、『私は吸ってないから大丈夫』と思っている方へ。

受動喫煙という言葉を聞いたことはありますか?

いわゆる、タバコの臭いを感じたことがあれば、その時点で既に受動喫煙が成立します

  • 30メートル先でタバコを吸っている方がいて、風下で受動喫煙をしてしまう。
  • マンションのベランダで吸っている方がいて、20メートルくらい離れているのにタバコの臭いを感じている。


どれも受動喫煙です。

ちなみに、換気扇の下でタバコを吸っていても、喫煙者の息から有害物質が出ており、その呼気を吸った家族の子どもの血中から有害物質が検出されたとの報告もあり、換気扇の下で吸っていても受動喫煙は防げないということです。

受動喫煙の恐ろしさ

タバコを吸っている方と受動喫煙者では、受動喫煙者の方が何倍も危険であることが分かっています。

タバコの三大有害物質(ニコチン・タール・一酸化炭素)を比較した場合、主流煙(喫煙者)を「1」として、副流煙(受動喫煙者)は、ニコチン2.8倍、タール3.4倍、一酸化炭素4.7倍も多くみられます。(厚生労働省「喫煙と健康」第2版より)

タバコの三大有害物質の作用

  • ニコチン
    神経毒性と依存性があり、イライラを引き起こします。
  • タール
    粘着性で発がん性物質を含みます。
  • 一酸化炭素
    体の酸素不足を引き起こし、疲れやすく、活動量の低下に繋がります。また、血液中のコレステロールを酸化させ動脈硬化を促進させます。

さいごに

喫煙しない周囲の方や、何も知らない子どもたちが、公共の場所や自宅で、受動喫煙にさらされています。
これを機にご自身の健康と自分の大切な人や周りの方々の健康について考えてみてはいかがでしょうか?

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