
「寝る子は育つ」ということわざを誰でも1回は聞いたことがあると思います。
ことわざの通り、睡眠中にはあるホルモンが分泌されて身体を作ってくれています。
それを「成長ホルモン」と言います。
「成長ホルモン」は子供の成長にだけ関係していると思われるかもしれません。
しかし大人に対しては「傷を負った細胞の修復」という大きな役割を果たしてくれています。

ですが、睡眠の質が低下している人は、睡眠サイクルの乱れなどによりノンレム睡眠がとれず、成長ホルモンの分泌を促すことが難しくなります。
ぐっすり眠って質の良い睡眠がとれるように心がけましょう!!
睡眠リズムを調整するためには体内時計を整えることが大切です。
この2つが重要なポイントです。是非、今日から実施していきましょう。
成長ホルモンが分泌されると得られる作用
- 意欲を高める
- 記憶力を高める
- 筋肉の量を保つ
- 骨を丈夫にする
- 脂肪の代謝を促す
- 免疫機能を保つ
- 糖代謝を正常に保つ
- 生殖機能を正常に保つ
成長ホルモンの分泌減少がもたらす影響
- 疲れやすい
- スタミナ低下
- 集中力低下
- 無気力
- 記憶力低下
- うつ状態
- 性欲低下
- 骨密度の低下
- 筋肉量の低下
- 内臓脂肪の蓄積
成長ホルモンですが、多く分泌される時間帯があります。 それは、「寝始めの3時間」です。 この時間帯にしっかりと成長ホルモンが分泌されることが大切です!!
では、寝始めの3時間にはなにがあるのでしょうか?
人の睡眠には浅い睡眠・深い睡眠があります。 浅い睡眠はレム睡眠とよばれ脳は起きていて体が眠っている状態です。 深い睡眠はノンレム睡眠とよばれ脳も体も眠っている睡眠です。 ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルを一晩の睡眠で4~5回繰り返しますが最初の1、2回目の睡眠サイクルでしっかりとノンレム睡眠がとれることが大切となります。 なぜならそこで成長ホルモンが沢山分泌されるからです。そしてその1、2回目の睡眠にかかる時間が大体3時間です。 ですから先ほどもお伝えしたとおり「寝始めの3時間」が大切なのです。
- 朝起きたら、窓の外を眺めて明るい光を浴びる
- 起床後は1時間以内に朝食を食べる