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毛細血管を増やすために食事を見直そう

毛細血管の大切さ

かつては身体を巡る血液といえば心臓、そこから出る動脈がしっかりと働いることが大切であり、毛細血管の働きについては注目されていませんでした。研究が進むと毛細血管は人間が生きる上で大きな役割があることが分かってきました。動脈は場所にもよりますが、1~30㎜の太さがあります。対して毛細血管は髪の毛の1/10、約1/100㎜ととても細いのです。ですから、臓器や筋肉などに合わせた形状で全身に網目の様に張り巡らされています。

そして毛細血管が全身にいきわたっていることで次のことが行えているのです。
①全身にある37兆個の細胞全てに酸素や栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収する。
②ホルモンの情報を伝達する…それぞれの臓器や場所でつくられたホルモンは毛細血管によって必要な部位へ運ばれます。
③免疫に働く…血液の成分の1つである白血球は体内に入った異物を処理する役割で免疫に関与しています。毛細血管が全身に行き渡っているということはこの白血球が全身を巡回してくれるのです。
④体温を維持する…全身に行き渡っている毛細血管の血流がスムーズであると温度が下がらずに体温を維持できます。

これらの機能を持つ毛細血管が働かなくなると全身に様々な不調をきたし腎臓や肺の機能低下、糖尿病、骨粗しょう症、などの原因になります。

酸化と糖化に弱い毛細血管

酸化とは簡単にいうと体の中の「サビ」人間が生きていくためには酸素が必要ですが、体内に取り込んだ酸素の一部は、他の分子と結びつき高い酸化力をもつ「活性酸素」になります。この「活性酸素」体内で増えすぎてしまうと鉄がサビるように、身体の細胞を傷つけます。
糖化とは簡単にいうと体の中の「焦げ」身体の中でタンパク質が過剰に摂取した糖質と結びついて変性、劣化しAGEsという物質を作ります。このAGEがあらゆる老化の原因に繋がっていきます。

毛細血管は活性酸素にとても弱いため酸化によりダメージを受け、また糖化により血管を傷つけられます。
このように酸化と糖化は毛細血管の機能を低下させる恐れがあります。

毛細血管を健康に保つために

バランスの良い食事をする

主食(ご飯、パン、麺類など=糖質)、主菜(肉、魚、大豆製品、卵など=タンパク質)、副菜(野菜、豆、海藻、ナッツ、キノコなどを使った料理=ビタミン、ミネラル)の一汁三菜を目標に摂りましょう。一汁三菜とはごはん、汁物、おかず3品を摂取することです。おかずのうち1品は主菜、2品を副菜にすることでバランスよく栄養が摂れるといわれています。人間の体は食べた物で出来ています。食事に気を付けることが血液の質を良くすることに繋がります。

食べ方に注意する

食事も大切ですが、それらをどの様に食べるかも大切です!!次のことに気をつけてみましょう。
・腹八分目にする…お腹いっぱいになるまで食事を摂ると余分な脂肪が増えてゴースト血管に繋がります。
・急いで食べない
・清涼飲料を一気に飲まない
・糖質量に注意…急いで食べることや、甘味料の入ったジュースは血糖値を急激に上昇させます。また糖質は身体や脳のエネルギー源となりますが摂りすぎは高血糖となります。これらは血管を傷つける恐れがあるので気を付けましょう。

毛細血管がしっかりと働くように日ごろから食事の内容や食べ方を見直しましょう。

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