
ダイエットを始めようと決意した時に、みなさんはどういったことを取り組むでしょうか。
多くの人が運動を頑張ろう!ですとか、食事量を減らそう!など運動や食事について気を付けるのではないかと思います。
しかし人は新しいことを始めるとき、それが楽しかったり、ラクなことではない限り、なかなか長続きがしません。また極端な食事制限や激しいエクササイズはどれだけ痩せる効果があるのかということを聞かされても、「そんなことは自分には無理だろう」と最初から諦めてしまうのではないでしょうか。
それならば、私たちが無意識に行っている習慣の中で、楽しくラクに痩せられるヒントを探したほうがずっと良いですね!!
では、ラクに痩せられる無意識の習慣にはどんなものがあるでしょうか。それはズバリ「睡眠」です。眠らない人は誰もいませんし、眠ることには特別な道具や準備もいりません。
ぐっすり眠るだけで体重は落ちる
私たちは「一晩、ぐっすり眠ると300キロカロリー分の脂肪が燃える」という働きがあります。300キロカロリーは、お茶碗に軽く2敗のご飯をよそった程度の熱量です。つまり、良質な睡眠を十分にとっているだけで、毎晩、ご飯2膳分のカロリーを消費できるのです。私たちは寝ている間に脂肪をどんどん燃やすことができるのです。これは誰もが持っている本来の体の仕組みです。
「良質な睡眠」とそうでない睡眠による消費カロリーの差
良質な睡眠をとれている人は寝ている間にしっかりとカロリーを消費してくれますが、ぐっすりと眠れていない人の消費カロリーはぐっと減ってしまいます。
良質な睡眠をとれている人とそうでない人の睡眠中のカロリー消費量は3倍にもなります。
つまり、良質な睡眠をとっている人の一晩の脂肪燃焼量が300キロカロリーなのに対して、よく眠れていない人は100キロカロリーの脂肪燃焼量となります。その差は一晩で200キロカロリーになります。私たちは約7200キロカロリーを摂取すると1キロ増えるといわれています。
「7200(キロカロリー)÷200(キロカロリー)=36日」となりますので、36日間良質な睡眠をとることを続けるだけで1キロ体重を落とすことが出来ます。約半年で5キロも痩せることができるのです。
たかが、睡眠と思っているかもしれませんが、痩せるためには睡眠が大切であることに気づいて頂けたでしょうか。痩せたいのになかなか痩せられない原因は、良質な睡眠をとることが出来ていないからなのかもしれませんね。