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肥満の原因は体質や遺伝子も関係する?!

みなさんは、他人のダイエットの体験談を聞いて、同じようにダイエットした経験はないでしょうか?その人は、しっかりと成果を出しているのに、自分はなぜかあまり効果がなく、痩せなかったというのはよくある話です。実は、遺伝的な要因が隠れている場合があります。

デンマークで行われた研究で、双生児の寿命の差を比べた結果、人間の老化や寿命を決めるのは、遺伝が25%、環境が75%であるという結論がだされました。この数字をみると、日頃の生活習慣がいかに大切であるかがわかりますよね?ですが、遺伝的な要因25%という数字も、決して少ない数字ではありません。

最近では、遺伝子の研究も進み、遺伝子検査が身近なものとなりました。高血圧、糖尿病、などの疾患が、遺伝子検査でどの程度リスクがあるのかがわかります。

そして、遺伝子でわかるのは、病気になるリスクだけではありません。太りやすいかどうかも遺伝子検査で知ることができます。

肥満になりやすい遺伝子

遺伝子的に太りやすい人がいます。それは、肥満遺伝子である「倹約遺伝子」が影響しているかもしれません。

倹約遺伝子とは

倹約遺伝子とは、使うエネルギーを最小限に保ち、余ったエネルギーは、最大限に蓄える性質を持っています。その性質から肥満遺伝子ともいわれています。

我々人類が、食料の乏しい時代を長い期間生き抜くために得た遺伝子なのです。実は、日本人の3人に1人の割合でこの遺伝子をもつ人がいるといわれており、世界的にみても高い割合になります

そして、この遺伝子を持っている人と持っていない人とでは、1日の基礎代謝量が200キロカロリー程度違うといわれています。

食の欧米化による危険

倹約遺伝子も持つ人の割合が多い日本人ですが、戦後の食の欧米化により、高脂質、低食物繊維のファーストフードや加工食品、精製された炭水化物やお菓子、ジュースなどを頻繁に食べるようになりました。

倹約遺伝子を持つ割合が多い日本人が、このような食生活になったことで、糖尿病が増えた可能性も考えられます。

遺伝的な要因との向き合い方

倹約遺伝子があるからといって太りやすいとはいいきれません。反対に代謝を促進するような遺伝子もあり、太りやすい遺伝子と痩せやすい遺伝子どちらも持っている人もいます。

太りやすい原因を、遺伝子だけのせいにするのではなく、遺伝子の性質を知り、食事、運動、睡眠を中心により規則正しい生活を心がけることが重要となります。

 

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